第2回主催オフ会 (1)
2/22(日)、昨年4/6(日)に続く第2回3サイト共同主催オフ会を開催致しました。行先は第1回が紀伊田辺と西日本JRバス熊野線と辿って終点の栗栖川までいったので、今回は別の営業所がある近江今津にしましょうかと考えていたところへ、「京都営業所唯一の一般路線である周山街道を高速車で走ってみませんか」とのアイデアをいただき
・大阪駅~名神高速~京都南IC~周山街道(西日本JRバス高雄・京北線)~周山~R162号~小浜駅~西日本JRバス若江線~近江今津駅~西日本JRバス近江今津営業所~湖西道路~京都東IC~名神・中国道~伊丹空港~阪神高速~大阪駅
ルートに決定しました。
車両は当初私は「せっかく貸切兼用の3列シート車が入ったんだからそれにしましょうか?」と提案したのですが、「周山街道をユーロツアーで走ったら絶対面白い」との意見があり、それに対する反響も大きかったことからユーロツアーで調整していました。ところが開催日の一週間前を切って「運用の都合で車両が変わることになった」と連絡を頂き、さらにそれが何なのかも直前までわからず、結局幹事3人が当日の充当車両を把握できたのは開催前日の深夜23:30でした。そう、日付が変わる30分前だったのです。

↑当初使用される予定だった西日本JRバスのユーロツアー (2009・2・21 大阪駅桜橋口)
「バス会社の都合で車両が変更される場合がある」旨は事前に告知していたため、これも一種の楽しみにして「どんな車種が来るか」というクイズを朝一発目から始めました。これも前日の打ち合わせにおいて今回参加者の一人でオフ会の車両貸切手続きを担当して下さった西Jの運転手さんからの提案で決まりました。「一つでも楽しめるものを」とのコンセプトで思い付いたことでしたが、参加者の方々には楽しんでいただけたようでした。
桜橋で30分バスを待つ間、私にとっては嬉しい車が次々と現れました。〔青春ドリーム〕に投入されたJRバス関東の新車のエアロキング、ハービス発朝一便に運用されたせとうちバスのエアロエース・徳島バスの新セレガでした。3台とも昼間では見つからない車ばかりで長らく撮影記録が空白になっていました。

↑四国に続き現行モデルのエアロキングを投入したJRバス関東 (2009・2・22 大阪駅桜橋口)

↑せとうちバス〔いしづちライナー〕で最新鋭のエアロエース (2009・2・22 ハービス大阪)

↑徳島バス橘営業所の最新車、264号車 (2009・2・22 ハービス大阪)
クイズの答えがばれてしまうといけないので「8:30きっかりに入線して下さい」とお願いしていたため、バスは8:30ちょうどに桜橋に到着しました。その答えとは貸切兼用の4列ガーラ、641-8960『なにわ200か1202』です。「ユーロが来る」と企画をそのまま信用していた人や3列を期待していた人も多かったようで、結局正解者は2人でした。運転手さんは前回と同じ方に担当していただき、もはや当オフ会専属ドライバーになった感もありますが、非常に運転の上手い運転手さんなので、車が希望通りに決まらなくても私はこの方に運転していただけるだけで充分嬉しかったです。

↑出発前のオフ会車両641-8960 (2009・2・22 大阪駅桜橋口)
10分で荷物の積み込みと乗車を終え、8:40に桜橋を出発しました。ここから京都南ICまでは所定の名神高速線ルートを走ります。参加者は幹事を含め19人ですが、仕事の都合で2人が京都からの乗車になりました。4列車は座席数が多いのに、窓側がすべて埋まっていたことからも「今回は集まったんだな~」と改めて実感しました。幹事から行程における注意を行い、その後幹事を含め17人が順番に自己紹介をするとちょうど桂川PAに到着しました。これから周山街道の道程が険しいため、運転手さんの腕休めのために桂川PAで一旦休憩となります。
京都南IC経由、京都駅からは参加者の一人で以前京都営業所にて高雄・京北線に乗務されていた運転手さんのガイドのもと、高雄・京北線を周山まで辿ります。まずは駅近くの堀川塩小路にて京都乗車の2人が乗車。大宮通りに曲がってそのまま大宮通りを北進します。阪急大宮駅のある四条大宮を過ぎると大宮通りを外れ、後院通り~千本通り経由でJR二条駅に出ます。四条大宮の辺は大通りでないものの1.5車線位の中途半端な広さの道路が続くのはかつて路面電車の京都市電が走っていた名残なんだそう。千本丸太町から丸太町通り~円町~西大路通り~北野白梅町と辿ると何やら見慣れた景色が。北野白梅町の青いイズミヤはかつて受験の度に円町駅から北野天満宮へ合格祈願に通っていた頃よく目にしていた建物でした。その横にある京福北野線の終着駅、北野白梅町は今でこそ終着駅ですが昔はそこから京都市電と線路がつながっていたそうです。「わら天神」こと平野神社を経て立命館大学まで来るとだいぶ市内を奥まで進んできた感がありました。立命の隣の竜安寺は観光客も多く、駐車場には観光バスも並んでいました。
次の御室仁和寺が市内区間の一区切り地点。市営バスでも御室ゆき(26号系統)はかなり遠くまで走るバスだなという印象を受けますが、その通りでここからはJRバスしか路線がありません。そのJRバスも御室仁和寺の次の福王子から周山街道の愛称を持つ国道162号を走ります。ご存じの通りこの国道は京都~旧京北町~美山町~(福井県)名田庄村~小浜を結ぶ道路で距離が長いです。元高雄・京北線ドライバー氏によると、ここから先がドライバーとして経験すれば実にいろいろな経験をする区間で、それだけ運転手としての実力も成長する区間なんだそうです。
R162号に入ると段々民家が少なくなり山を登っているような地形に変わってきます。元高雄・京北線ドライバー氏によるとバス停にもその名前がある高雄病院はアトピーの治療で有名な病院なんだそうです。過去に乗客でこの高雄病院へ行くためバスを使った重症の患者さんがいたそうですが、同じ人を二度見ることはなかったそうです。どんなに重症でも完治できるならそれは有難いですね。
元ドライバー氏の案内で分かったことですが、高雄病院前の次の平岡八幡の辺にはあの六星占術で有名な細木数子さんのご自宅と道場(テレビでよく出てくる所)がありました。道路を走っているだけでも普通の民家の中に一軒だけ豪勢な庭を持つ家が建っているのですぐにそれだとわかります。細木さんはかなりこの高雄近辺の地域開発に貢献されているようで、同じR162号沿いのご自宅よりもっと周山寄りにある廃業になった料亭を買い取り記念館を造られたとのことです。
高雄中・高雄小の並ぶ高雄学校前辺りが高雄で一番の集落であり、バスでは普通に曲がることの難しい急カーブが連続していました。大型車同士が離合するのが難しいので周山街道に入って以降我々のツアーバスでは本務の運転手さんのほかに横のちょうどバスガイドが乗車するポジションに参加者の一人で現職の大阪高速管理所のドライバーさんが待機して急カーブや対向車離合の際の運行補助を行っていました。車内前方には加えて沿線案内担当の元高雄・京北線ドライバー氏も位置し、車内はかなり大がかりでした。もちろん案内を聞いて車窓を楽しんでいる我々は呑気なもんでしたが…。
御経坂まで来ると沿線は山ばかりになり、道路脇には一部雪が残っているところがありました。加えて道路から川を挟んだ対岸の山にはこの近辺では名産の北山杉がびっしりでした。地域の人々には北山杉は大事な観光資源・収入源なわけですが、これが我々にとっては仇になることに…。重度のスギ花粉症である私は見事にこれにやられました。もちろん走行中バスは窓を閉めてましたが、この後で書く高雄・京北線の途中折り返し地点(区間便終点)である栂ノ尾(とがのお)で休憩した際に見事に花粉を吸ってしまいました。
当初は桂川PAから周山までノンストップで走る予定でしたが、今回乗車した641-8960はEco対策で最新の尿素システムエンジンを搭載しており、普段高速道路を走る際はいいんですが今回のように一般道路を長く走る場合にはエンジンに煤が溜まってくるという問題があるそうです。煤堆積の問題はエンジンを停止して休ませれば解決するそうなんで、急遽高雄・京北線区間便終点の栂ノ尾で休憩することになりました。栂ノ尾はバス回転場だけでなく栂ノ尾高山寺と食事処2店舗があり、回転場の隣は大きな駐車場になっていました。しかも食事処のうち1店舗はJRバス(高雄・京北線のことです)のお客さんに親切にしてくれるそうで、飲み物等の調達はそこでどうぞと元高雄・京北線ドライバー氏からアドバイスをいただきました。ちなみに私はここと周山でスギ花粉にやられたわけですが、一番最初の犠牲者は運転手さんでした。栂ノ尾で車外に出て休憩していたら鼻の具合が悪くなったようで、ここから先ずっとマスクを着用されていました。私は当日は大丈夫でしたが、ツアーの翌日鼻水が止まりませんでした。

↑栂ノ尾で休憩中の8960 (2009・2・22 栂ノ尾)

↑栂ノ尾バス停で折り返し待機中の京都ゆき (2009・2・22 栂ノ尾)

↑JRバスの乗客に親切という風情のある食事処 (2009・2・22 栂ノ尾)

↑道路の向かいは渓谷と北山杉だらけの山になってました (2009・2・22 栂ノ尾)
栂ノ尾にて15分ほど休憩の後、引き続きR162号を周山に向かって進みます。栂ノ尾で見た景色と同様、ここからは川と山が隣り合ったコースとなり、路肩には一部雪が残っている箇所も現れました。栂ノ尾の次の夫婦橋(めのとばし)・毘沙門橋周辺は道路が川に沿ってカーブする絶景地点でした。前方の見通しが悪いのでバスは対向車に注意を払いながらゆっくり進みます。その先はR162号は道路改良により新しい「杉の里トンネル」・「中川トンネル」経由のルートに変更され、その手前の鉱葉橋の前でその間にある集落:中川地区(京都市北区中川北山町)を経由する旧道と分かれます。本来の高雄・京北線は集客のため旧道を経由するそうですが、あまりにも道幅が狭いため今回のツアーバスは杉の里トンネル経由にしたそうです。なお、杉の里トンネルを抜けてすぐに中川トンネルに突入しますが、この間に右京区から旧京北町に境界が変わります。現在は市町村合併により右京区の一部となっています。中川トンネルを抜けて旧道と合流後すぐのところが杉坂口バス停となります。
杉坂口を過ぎるとまた川沿いで道幅が狭くなり、川登橋(かわとばし)・北山生協前・北山グリーンガーデン前のバス停が続きます。この北山地区は一種の渓谷キャンプ場のような施設が幾つか点在しています。北山グリーンガーデンもこのような施設で、加えてレストランも併設しており高雄・京北線でもここで観光客の乗降があるそうです。一つ前の北山生協はいわゆるコープのことではなく、この辺一帯の重要な産業資源である北山杉の生産協同組合のことなんだそうです。
北山の次には小さな集落の小野郷(おののごう)があり、バス停も小野郷口・小野下ノ町・小野郷・小野上ノ町の4つがあります。通学時間帯にはこの地区からもバスの乗降があるそうです。小野地区を抜けるとまた峠道になり、途中滝ノ町・愛宕道のバス停があります。峠の大部分は長い笠トンネルで抜けてしまいます。このトンネルで北区から再び右京区に戻ります。
峠の先には高雄・京北線で周山まで走る中最後の集落である細野があります。異常気象等で周山まで車が手配できなくてもこの細野はバスが住民の足になるのでなんとかバスを走らせなくてはいけないそうです。細野からは最後の峠、栗尾峠を下ります。バス停は栗尾峠・栗尾町の2つがありますがほとんど乗降はないそうです。コースは完全に峠を下る線形で、急な下り坂と急カーブが続きます。途中はほぼ180°に回るようなUの字形のカーブもありました。山を下る途中に遠方の開けた所に集落が見えましたが、それが行先の周山でした。山を下り切ってようやく市街地の端っこに差し掛かったかな~という所に八千代橋のバス停があり、長らく走ってきたR162号から分かれてR477を市街地の中へ走って行けば周山終点となります。
周山はただのバス停ではなく奥が開けており、そこには旧京北町営バスである南丹ふるさと公社の小型バスと京都から来た西Jの路線バスが停泊していました。JRバスだけは古い屋根付の建物の中に入っていました。バス停も道路上にはなく、道路から曲がってバス停がゲート状になっており、1番線が京都行きJRバス、2・3番線が近距離の南丹ふるさと公社のバスが使用していました。さらに国鉄の名残で待合室を兼ねる建物は「JRバス周山“駅”」となっており、建物の2Fは泊まり行路も存在するJRバスドライバーの宿泊所になっていました。

↑周山で休憩中の8960 (2009・2・22 周山)

↑ゲート状のバス停に3つの乗り場が並ぶ周山バス停 (2009・2・22 周山)

↑小型の車両が2台収容できる周山のJRバス待機場 (2009・2・22 周山)

↑周山駅は1Fがバス待合室、2Fが乗務員宿泊所となる (2009・2・22 周山)

↑高雄・京北線で最古参グループとなる534-2908 (2009・2・22 周山)

↑発着場にて発車待ちの京都ゆき2909 (2009・2・22 周山)

↑駅の斜め前に郵便局が位置する周山市街は古い街並みの良さが残っていた (2009・2・22 周山)
最後に、我々の訪問に快く応対していただきお話まで聞かせていただいた周山で休憩中の京都営業所の乗務員の皆様、本当にありがとうございました。
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コメント
先日はお疲れさまでした。
また、ありがとうございました。
参加者もいい方ばかりでとても楽しかったです。
また、乗務経験者による路線ガイドは普通では聞けない話や運転士さんならではの苦労話を聞け、とても参考になりました。
あの狭い道を高速バスでスムーズに走ってくれた担当運転士さんの腕も見事でしたね。あの運転士さんの高速バスに乗ってみたいですね。
またよろしくお願いいたします。
EDDYさんもお仕事頑張ってください。
投稿: ノクターン | 2009年2月24日 (火) 19時51分
こんばんは。
この度は遠いところお越し下さいまして誠にありがとうございました。
仰るように普段の高雄・京北線はもっと小さい車で走っており、かつそれでも乗務経験のある運転手さんは「苦労が多かった」と仰っていたわけですから、ツアーを担当して下さった運転手さんの技量は見事なものですよね。おかげさまで私も車窓を存分楽しめました。
空港で下車後をお礼のメールをいただきましてありがとうございました。幹事さんからその内容を聞いて車内の皆さん喜んでらっしゃいましたよ。
この記事はご存知の通りまだ書きかけ(一応周山到着までを(1)、その後を(2)とする予定です)ですので、続きはお楽しみでお願いします。
投稿: EDDY | 2009年2月24日 (火) 21時21分
EDDYさん、こんばんは
この度はリンクを貼ってくださいましてありがとうございます。
そして、オフ会、お疲れ様でした。わざわざ東京より出向いた甲斐がありました。とても楽しかったです。また機会がありましたら参加させていただきます。
なお、オフ会の写真を我がブログにて公開しておりますのでお時間がありましたら是非、ご覧ください。(我がブログから貴ブログへリンクをはりましたのでご確認ください。)
>>ノクターンさん
インターネット上ではお初です。
阪急バスで大阪入りした者です。
オフ会での自己紹介の際にもお話したようにホームページを運営しております。つまらぬサイトではございますが、お時間のあるときにでもいらしてください。掲示板へ一言くださるとうれしいです。
またお会いできる日を楽しみにしております。
長くなりましたが、今回はどうもありがとうございました。
では、失礼致します。
投稿: 八重洲の風 | 2009年2月25日 (水) 20時04分
〉八重洲の風様
おはようございます。昨日HP・ブログともにリンクの更新確認致しました。こちらからもブログの相互リンク開始致しましたのでよろしくお願いいたします。
仕事柄休みがカレンダー通りですので、次回長期休暇が取れるのはGWになります。ここ2年GWは毎年東京に出掛けてますので、今年もそうできたらいいなあと思っています。お決まりは往復プレミアムドリームですが、空席がなければドリーム西日本便(クレイドルシートのため)狙いで乗車します。上京の際はまたお会いできるといいですね。
投稿: EDDY | 2009年2月26日 (木) 06時46分
こんばんは。先日は、お疲れ様でした。m(__)m バス分・鉄分が濃い?楽しいオフ会になったと思います。第3回オフ会も、期待しています。(^_^)/~~
仕事が忙しいみたいですが、あまり無理をしないようにしてくださいね。それでは、失礼致します。
投稿: みんくる@昼特急 | 2009年2月26日 (木) 23時39分
こんばんは。
この度は遠いところお越し下さいましてありがとうございました。主催者一同仕事の忙しい身ですのでなかなかこのようなオフ会が開催できませんが、何とか頑張って年2回ぐらいのペースで開催できたらいいなあと思っております。コースも成り行き(思い付き?)で決まることが多いので、「こんなのやってみたい」というご意見があればどしどし頂ければと思います。
今回は2回目でしたが、リピーターがどれだけいたかは別にして、1回目よりも確実に知名度は上がっているように感じました。この調子で次の3回目に繋げたいと思います。
投稿: EDDY | 2009年2月27日 (金) 22時50分
ご無沙汰しております。
西Jに新車が入っています。
641-8982 なにわ200か12-55
3/5の高松エクスプレス大阪9号に入っていました。
従来の車両と同仕様だと思います。
投稿: みっちー | 2009年3月 6日 (金) 17時34分
こんばんは。
8982はだいぶ前に入っています(咋秋頃)。大阪北の四国路線用ですので高松・徳島・阿南線に入ります。
投稿: EDDY | 2009年3月 6日 (金) 20時02分
どうもすいませんでした。
半年ほどネット環境から離れていたものですから。
投稿: みっちー | 2009年3月 6日 (金) 21時06分